NPTネジとは何ですか?
NPTはNational Pipe Taperの略で、パイプやパイプ継手のシールに使用されるテーパーねじの米国規格です。NPTねじは、テフロンテープやパイプシーラントなどのねじシール材と併用することで、漏れのないシールを実現するように設計されています。NPTねじのテーパー形状により、別のテーパーねじと嵌合した際にシールが形成されます。
NPTねじの主な特徴は以下のとおりです。
1. テーパー: ねじ山の外径(OD)は、ねじ山の始点から終点にかけてわずかに小さくなっています。このテーパー(通常1インチあたり1/16インチ)は、部品を締め付ける際にしっかりと密閉するのに役立ちます。
2. ねじ角度NPTねじは、他の多くのねじ規格と同様に60度のねじ角度を持っていますが、その形状と間隔はパイプ接続用に特別に設計されています。
3. ピッチングピッチ(1インチあたりのねじ山数)は、公称パイプサイズによって異なります。例えば、1/8インチNPTは1インチあたり27本のねじ山がありますが、2インチNPTは1インチあたり11.5本のねじ山があります。
4. シール: 適切な密閉性を確保するためには、ねじシール剤を使用する必要があります。シール剤を使用しない場合、金属同士の接触だけでは十分な密閉性が得られないため、漏れが発生する可能性が高くなります。
5. 手で締める: NPTネジは、まず手で軽く締めてから、レンチでさらに回転させて適切な密閉性を確保する必要があります。追加回転数は継手のサイズと材質によって異なりますが、一般的には指で締めた状態から1.5~3.5回転程度が推奨されます。

NPTねじは、配管、油圧、空気圧システムなど、確実で漏れのない接続が求められる様々な用途で広く使用されています。また、NPTF(National Pipe Taper Fuel)と呼ばれるドライシールタイプもあり、別途シーラントを必要とせずにメカニカルシールを実現するように設計されていますが、用途によっては、より高い安全性を確保するためにシーラントが必要となる場合もあります。
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